こんにちは!4歳・年中の息子を持つ現役ママです。
少しずつ小学生になることが近く感じてきて、今から小学校の勉強の準備しておかなくちゃ・・・と考えるようになりました。
できれば、自分の子供には勉強が好きになって欲しいですよね。そう思って色々と調べている時に見つけたのが、「デキスギジュニア」というサプリメント。
な、なんと、公式サイトには「勉強が楽しくなった」っていう口コミが!
え!?これ、良いかも!
と思ったものの、小さな子供にサプリメントを飲ませるのは、ちょっと不安じゃないですか?でも、悩んで悩んで、結局、「デキスギジュニア」を買って、息子に飲ませてみることにしました。
そして、
安全なのかしら?
副作用はないのかしら?
本当に効果はあるのかな?
とにかく調べて調べまくりました。メーカーにも質問しました。
そしてその結果・・・
返品することにしました。
ママ目線&本音で、「デキスギジュニア」を買ってから返品するまでの体験談の口コミを書きますね。
Contents
デキスギジュニアを知ったきっかけ
少し前、とある知育教室の体験レッスンを息子に受けさせてみました。そのとき、知能テストもやったのですが、その結果を見てあせりました。
記憶系の問題の正解率が低い~(泣)!!!
それまでは、「うちの子、少し前の事でもよく覚えてるから物覚えが良さそうだな」(←親バカ?)と思い込んでいたので、この結果はかなりショックでした。
問題数が少ないし、結果を鵜呑みにすべきでないかもしれないけど、少なくとも正解率は良くはない・・・。
それで、少しでも息子の記憶力を上げるにはどうしたら良いのか調べまくったのです。
そのときに知ったのが今回の「デキスギジュニア」でした。
デキスギジュニアの特徴
公式サイトの情報を簡単にまとめると、
・児童用のイチョウ葉エキスのサプリメント。
→イチョウの葉のサプリをを子供の学習用に最適な配合量にしてある
→子供でも飲みやすい8mmの錠剤
・GMP(適正製造規範)取得の国内工場で生産
・高品質なイチョウ葉エキスを採用
ということなんですが、イチョウ葉エキスについて詳しくなかったので調べてみました。
イチョウ葉エキスの効果
イチョウ葉エキスとは、乾燥させたイチョウの葉から有効成分を抽出したもので、中国では、五千年も前から気管支炎などの治療薬として用いられていたそうです。
ヨーロッパでも1950年代頃からイチョウの葉の研究が盛んにおこなわれ、1965年から副作用のおそれが非常に少ないハーブとして、日本でいう厚生労働省から認可されて医薬品として扱われている国がいくつかあるとのこと。
イチョウ葉エキスの主な効果・効能は血流改善で、特に脳や毛細血管の血行が良くなるため、認知症や高血圧、耳鳴り、神経痛、頻尿、冷え性、アレルギー症状の改善などに効果が期待できます。
脳の血流が良くなるため集中力が増加するので、高齢者だけでなく受験生やビジネスマンなどが集中して頭を使うときにイチョウ葉エキスをとることも効果的とされています。
また、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を改善する効果があるとされ、その他の血行が悪いために起きてしまう様々な症状に効果があると考えられ、様々な臨床試験が行われています。
・・・と、イチョウ葉エキスの効果・効能は、日本だけでなく海外でも昔から知られているし、海外では医薬品扱いの国もあるとのことで、効果が期待できそうですよね。
デキスギジュニアを実際に買ってみた口コミ体験談
ここから、実際に「デキスギジュニア」を買ってみた私の口コミ体験談です。
結局、封を開けずに返品することを決めたのですが、その道のりを包み隠さず、子供を持つ母親の気持ちをそのまま書きますね。
デキスギジュニア買ってみた
冒頭でも書きましたが、買うかどうかしばらくの間ずっと悩んでいました。
だって、効果があるかどうかなんてわからないじゃないですか。しかも、定期購入で半額になるとはいえ、それでも1つ5,500円と高額・・・。
公式サイト以外で口コミをチェックしてみたけれど、実際に子供に飲ませた人の記事が見当たらず、二の足を踏んでいました。
っていうか、本当に飲ませた人の声が公式サイト以外に一切ないんだろう~?本当に買っている人、いるのかな?効果あった人、本当にいるのかな?やっぱり買うの止めようかな?
うーん、でもすごく気になる・・・。
と、ずっと悩んでいたそんな私の背中を押したのはこれ。
出典:デキスギジュニア公式サイト
60日もある長い全額返金保証です。全部使ってしまったとしても、全額返金してくれるんだ!
なので、思い切って注文してみました。
デキスギジュニアが届いた
注文した翌日、商品を発送しましたメールが届き、さらにその翌日に「デキスギジュニア」が届きました。注文してから届くまでとっても早かったです。
箱を空けてみました。同梱されていたものはこちら。
「デキスギジュニア」はきちんとプチプチに包んでありました。
成長や学習に関する情報誌も入っています。「最大3万円の商品が当たるキャンペーン」、今月はコレでした。
キャンペーンに申し込んでみましたが、保護者や子供の情報と、サプリの効果など簡単なアンケートに答えるだけで応募できました。
デキスギジュニアの安全性や有効性に疑問が沸いてきた
じゃあ早速、息子に飲ませてみようかなと思い、1回あたり何錠かな?とチェックしてみると、
デキスギジュニアは、お薬とは違い栄養補助食品です。いつ何粒飲むべきだという明確な決まりはございません。
えええええっ?!そうなの?!薬じゃないからってどれだけ摂取してもかまわない・・・?
ただ、Senobiruでは、お子様に最適な量は1日3粒という目安を設けております。
うーん、でも、一口に「お子様」といっても、3歳と10歳では体格が全く違うから、同じ量を摂取していいとは思えないんだけど・・・。
市販の薬だと「〇歳~〇歳は、1回あたり1/2包」と書いてあるし、病院で処方される薬は体重によって量を計算してくれていますよね。
もし過剰摂取してしまったらどうなるんだろう?
最適な量を超えて過剰摂取した場合の副作用があるんじゃないかしら・・・?
いまさらなのですが、不安になったので、イチョウ葉サプリの副作用や安全性はどうなのか、徹底的に調べてみました。
イチョウ葉サプリの副作用や安全性
イチョウ葉サプリの副作用
すると、副作用が起こる可能性は稀と考えて良さそうですが、国民生活センターによると、2002年に、イチョウ葉エキスの過剰摂取等による皮膚傷害や消化器障害などの危害が22件報告されていたそうです。
製品によって品質がばらばらで、ギンコール酸が高濃度検出されたり、フラボノイドやテルペンラクトン類の割合が表示とは異なっていたりと、当時は粗悪な商品もあったようです。
イチョウ葉サプリを選ぶ基準
現在でも、サプリメントは医薬品でなく食品扱いのなので、日本ではイチョウ葉サプリの成分の規格基準がありません。
じゃあどういう商品が安全なのか、どうやって確認すればいいのかというと、JHFAマークがあるかどうかをチェックすればいいのだそう。
(財)日本健康・栄養食品協会がイチョウ葉エキス食品に対して基準を設けていて、一定の規格基準を満たし認定された健康食品にはJHFAマークがついているんだって。
表示されている成分がきちんと含まれているかどうかまで、検査されているから安心ですね。
(財)日本健康・栄養食品協会 認定健康食品(JHFA)マークのあるイチョウ葉エキス食品とその基準
認定健康食品(JHFA)マークのあるイチョウ葉サプリは、たったの4つだけ。そして、「デキスギジュニア」にはJHFAマークが付いていません。
でも、たくさんのイチョウ葉サプリが売られていますよね。その他の商品はダメなのかな?
そんなこともないみたいで、いろんなサイトに書いてあることをまとめると、イチョウ葉サプリの選び方の基準としては以下のようになるというのが、私の結論。
摂取量:1日120mgイチョウ葉エキスが摂取できる
品質基準:フラボノイド系24%以上、テルペンラクトン類6%以上含有もしくは、JHFA認定マークつき
品質管理:GMP認定工場にて製造されているもの
ギンコール酸:濃度は5ppm(0.0005 %)を下回るもの
では「デキスギジュニア」はどうでしょう?
摂取量:1日25mg摂取できる(フラボノイド系19.2mg(3粒)、テルペンラクトン類4.8mg(3粒))
品質基準:含有率は不明。JHFA認定マークなし
品質管理:GMP認定工場にて製造されている
ギンコール酸:濃度や量が不明。
子供向けサプリということで、摂取できる量が少ないのは妥当なのかな。
イチョウ葉エキスに含まれるギンコール酸とは
でも、ギンコール酸の濃度や量が明らかにされていないのが不安です。
なぜなら、イチョウ葉サプリを購入する時は、ギンコール酸が除去されているものを選びましょうと書いているサイトがあったからです。
ギンコール酸が含まれているとなぜ問題なのかというと、ギンコール酸は、多量に摂取するとアレルギーを起こす可能性があるらしいのです。
そもそも、ギンコール酸って何なのでしょう?聞いたことないですよね。
ギンコール酸とはイチョウのみに存在する物質で、葉と外種皮に多く含まれ、ぎんなんにはほとんど含まれません。なので、ぎんなんを食べてアレルギーが出ないからといって、ギンコール酸を摂取しても大丈夫とはいえないわけですね。
しかも、遺伝子毒性が指摘されていて、発癌性の恐れのある物質ともいわれているそうなんです。こわい・・・。ギンコール酸を除去したイチョウ葉サプリが販売されているのは、そのためなんですね。
デキスギジュニアの原材料
調べれば調べるほど、ますます不安になってきたので、今度は「デキスギジュニア」の原材料をチェックしてみました。
・澱粉分解物
・イチョウ葉エキス末
・マルチトール
・寒天
・結晶セルロース
・ステアリンCa
原材料は、含有率の多い順に明記することになっています。当然一番多く入っているとばかり思っていたイチョウ葉エキスよりも、澱粉分解物の方が多いってことですね。
そして、原材料のうち、結晶セルロースとステアリンCaが食品添加物です。
どちらも耳慣れない食品添加物だったので、どんなものなのか調べてみました。
結晶セルロース:サプリメントや錠剤によく使われる。形を整えたり、栄養成分を固めることに優れている。
ステアリンCa:水と油のように混ざりにくいものを混ぜ合わせる乳化剤として使用される。
どちらも、医療品添加物として長年使われているので安全性は高いと思いますが、添加物なので100%安全という保証はない・・・。
うーーーん、子供が毎日飲むものだから、できれば添加物はない方が安心ですよね。
「イチョウ葉サプリを作るのには、どうしても添加物が必要なのかしら?添加物のないイチョウ葉サプリはないのかな?」
と疑問に思い、サプリといえばファンケルかなと思って、ファンケルのイチョウ葉サプリの原材料をホームページでチェックしてみました。
いちょう葉エキス 由来:いちょう(中国) / 加工地:中国
食物繊維(難消化性デキストリン) 由来:とうもろこし(中国、欧州) / 加工地:韓国
でんぷん 由来:とうもろこし(アメリカ、南アフリカ) / 加工地:日本
食用卵殻粉 由来:鶏卵(日本、ブラジル) / 加工地:日本
植物油脂末 由来:ヤシ(マレーシア、インドネシア、タイ) / 加工地:日本
でんぷん分解物 由来:キャッサバ(タイ) / 加工地:日本
乳糖 由来:牛乳(アメリカ) / 加工地:アメリカ
セルロース 加工地:日本
ビタミンB12 加工地:インド
加工デンプン 由来:とうもろこし(アメリカ) / 加工地:アメリカ
ビタミンB6 加工地:ドイツ
葉酸 加工地:スイス
シェラック 加工地:日本
さすがファンケル、親切なことに原材料すべての加工地まで書いてありました。
が、ファンケルのサプリにも添加物が使われていますね。100%天然のサプリメントというのは、ほとんど無いのが現状らしいです。
ちなみに、ファンケルのイチョウ葉サプリは、子供は摂取しないでくださいと書いてありました。どうしてでしょうね?理由は分かりません。
デキスギジュニアを返品することにした5つの理由
「デキスギジュニア」を買ったものの、子供に飲ませる前にイチョウ葉サプリや「デキスギジュニア」について徹底的に調べていたら、調べれば調べるほど商品に対して不安になってしまったので、結局、子供に飲ませずに返品することにしました。
返品することに決めた理由は5つ。
・息子に最適な摂取量がどれくらいなのか分からない。仮に1日3粒だとして、その根拠もわからない。
・子供向けに「学習に最適な配合量」にしてあると書いてあるけど、その根拠がわからない。
・「高品質のイチョウ葉エキスを厳選し」と書いてあるけど、具体的にどう高品質なのかわからない。
・ギンコール酸の含有量・含有率がわからないため、アレルギーを発症するリスクがある。
・などなど、メーカーの説明がぼんやりしていて不透明感がある
一番の理由は、一番最後です。実は、購入後、メーカーの問い合わせ先に質問したことがあるのですが、
回答がなかった!!!
こういうことからも、商品や企業を信用することができないなぁと思ったんです。
やはり、信頼できるものでないと、子供に飲ませられません。
まとめ
私の「デキスギジュニア」を実際に買ってみた口コミ体験談と、商品やイチョウ葉サプリに関して調べた結果をまとめて書きました。
もしかしたら、調べすぎたために必要以上に気にしすぎなのかもしれません。それに、私の見解は間違っているのかもしれません。だけど、自分で飲むならまだしも、自分の子供に飲ませるものなので慎重にならざるを得ませんでした。
でも、子供用のイチョウ葉サプリは今のところこれだけなので、「子供にイチョウ葉サプリを摂らせたい」という人は、「デキスギジュニア」の公式サイトをチェックしてみてくださいね。